夏泥棒

2017/10/11

ブログを開設したままなにも投稿してなかったのだけどちょっと今語りたい気分なので書き始めました。

 

最近次の日になにも予定がなかったら気になる漫画をレンタルして読み漁ってます。

最近、正統派の少女漫画を読むと「こんな青春なかった、、」「屋上とか立ち入り禁止じゃん」と思ってしまって読めなくなってしまってつらいです(笑)

 

そんな私が最近読んでよかった漫画について語りたいと思います。

 

 

『うせもの宿』穂積

私、基本的に切ない物語がすごく好きなので穂積さんの作品とても好きなんですよね。『さよならソルシェ』とか『式の前日』とか。

あらすじだけ軽く言うと、失くしたものが必ず見つかる宿に心残りのある死者がやってきて探し物を探すという話です。

 

なんかね、亡くなっているわけだから失くしものが見つかってもこれからの希望があるわけではないのだけど切なさの中にも「よかった、、」ってなるお話が多くて涙腺がやばかった。亡くなった方の目線でお話が進むことが多いのだけど残された側の目線なんかある物語だと余計にせつないよね。

 

全部の話いいので、ただただ読んでほしいのだけど私は特に女性教師の話が好きです。同性だからってのもあるのかもしれないけど、後悔はしてないしもし生きてたとしても同じ選択をするって言ってるところの強さと思いを寄せてくれていた男子生徒のくれた口紅をつけて「似合わないわ」っていってる脆さというかいじらしさというかたまらない気持ちになりました。

とにかく読んでほしいです。切ないけどやさしい気持ちになります。

こんな季節にこんな時間に一人で読んでるから余計に響くのもあるかもしれないけど(笑)

あー、実家帰りたい帰省したい(笑)

 

あとね内容的にはあまり関係ないのだけどお話ごとのタイトル名が綺麗でとても好きです。「麦藁菊」「春煙草」とかね、漢字って平仮名と比べて硬い感じあるけど意味があるから組み合わさることで色んな雰囲気を表せる気がする。今回のブログのタイトルもそのうちの一つにしてみた、これ見て一気にエイトさん思い出したよね(笑)

ちなみにこの漫画のレビューで題名の『うせもの』という表現がいいですね。っていうのがあったんだけ本当同感です。

平仮名だからこそ「失せ物」にも「失せ者」にもなりうるし、亡くなった人の想いとか受け止めてくれるような柔らかみあるよね。

 

すきなものを語るのって語りたいことはあるのに上手くまとめられなくてはがゆくなる(笑)

会話だとね勢いでバーッと語れるんだけどね、そこが文章の難しさだなー。